自己紹介
こんにちは。柊です。私は偏差値40台の大学を卒業して、1度は就職に失敗したものの、2度の転職を経て平均年収1000万超、就職人気ランキングで上位常連の優良企業に入社することができました。この記事ではそんな私の経験を元に転職をおすすめする理由を解説していきます。
転職をおすすめする人
まず、このような条件のいずれかに当てはまる人には転職をおすすめします。
- 現在の待遇(収入、評価、拘束時間、責任、ノルマ、働き方、勤務地など)に満足していないものがある
- 目指すべき人が周りにいない
現在の待遇に関しては全てに満足している人なんておそらくほとんどいないでしょう。どれだけ優良な会社で働いていても数年経過すればいくつかの不満は出てくると思います。つまり基本的にほぼすべての人に1度は転職することをおすすめします。
転職をすすめる理由
ではここから私が転職をおすすめする理由について解説していきます。
年収アップ
これは基本中の基本ですが、転職をすると年収が上がるということが最も転職をすすめる理由です。必ずしも上がるとは言えないのではないか?と考える人もいるかもしれませんが、転職で年収は必ず上げることが可能です。なぜなら提示された採用条件が現年収を下回っている場合には転職しなければよいからです。
環境の改善
転職によって環境を変えることができる点も大きな利点です。例えば新型コロナを境に多くの企業がテレワークを導入し、現在もテレワークを基本としている企業は多く存在します。反対に新型コロナの収束に伴ってテレワークを廃止した企業も多く存在します。テレワークでの働き方を希望している場合、会社の方針を一社員が変えることはできませんが、テレワークが基本である会社を選択することはできます。
視野が広がる
これは待遇面でのメリットではありませんが。転職して環境を大きく変えることは自身の視野を大きく広げることになります。私の前職では一定のランクでの昇進条件に課を跨いだ異動の経験や、部を跨いだ異動の経験というものがありました。しかし、これらの条件は転職組は免除されていました。なぜなら転職組はすでに会社を跨いだ環境の変化を経験しているからです。転職というものは多くの変化に対応しなければならず、これまでの常識が他の会社では常識ではなかったことに気づくことができます。この意識は転職先で仕事をする上でも貴重な力となります。
転職活動にデメリットがない
そして最後に、転職活動にはデメリットがないという点が転職をすすめる理由です。年収アップの章でも書きましたが、提示された年収が希望に満たなければ転職をしなければいいだけで、現職で働きながら何度でもよりよい会社へ挑戦することができるのです。
また、転職は新卒採用とは違い時期も決められていなければ卒業までに就職先を決めるという制限もありません。そのため、自分が行きたいと思える会社から内定をもらえるまで十分に時間をかけることができます。
さらに転職活動をする上では自分の強みや弱み、今後のキャリアパスといったことを考える必要があります。これらの経験は自分を見つめ直して成長することに繋がります。
ただし、何度でも挑戦するにはそれなりの精神力が要ります。落ちて当然受かったら儲け物くらいの精神で気楽に続けましょう。
いつ転職すればよいのか?
今でしょ!とは言いません笑
ブラック企業で働いている人は?
転職するべき時期は人によって異なると思います。まず、現在ブラック企業と呼ばれる会社で働いている方、この方に関して言えば、「いつ転職すればよいのか?今でしょ!」が当てはまります。具体的に言うと
- 残業代が支払われていない
- 日常的にパワハラ、セクハラなどのハラスメントが行われている
- 労働時間が極端に長い
- 給料が相場と比べて極端に低い
このような会社で働いている方については今日にでも転職活動を始めて一刻も早くその会社を辞めるべきです。私も過去、上記に近い過酷な労働環境で働いていました。そのような会社で働いているとそれが当たり前に感じるようになり、その環境に疑問を持たなくなってしまうものですが、客観的に見て上記に当てはまる会社は普通ではないということを認識しましょう。
会社で働いてお金を稼ぐというのは自分や家族の生活を支えるための活動の1つに過ぎないということを思い出せば、自分の体と時間を犠牲にしてブラック企業で働き続けることがいかにバカげたことであるか分かると思います。
ブラック企業ではないけど不満があるという人は?
では、次に現在ブラック企業ではないものの、いくつか不満があるという会社で働いている方についてですが、このような方は2年や3年というスパンでじっくり次の会社を見極めることが大切だと思います。
現在の環境がそれほど劣悪ではないため、重要なことは転職によって環境や待遇が悪化してしまうことを避けるということです。じっくり慎重に企業選びを行い、その間も転職に優位となる経験や資格を着々と身に着けながら転職活動を行い、今よりも確実によい待遇、よい環境で働けるという確信が持てたタイミングで転職することがベストです。
転職による私の境遇変化
2度の転職によっては私の境遇がどのように変化したかをまとめました。色々な見方があると思いますが、私の感覚では転職する度に確実に待遇が良くなったと感じています。
年収増加 | 残業時間 | 働き方 | ハラスメント | |
1社目 | - | 30〜100h | フル出社 | 有(当事者) |
2社目 | +50万 | 5〜10h | 出社8:テレワーク2 | 有(非当事者) |
3社目 | +130万 | 5〜15h | 出社2:テレワーク8 | 無(見える範囲で) |
転職エージェントの利用について
転職エージェントについては利用した方が絶定に有利です。
転職エージェントは基本的に無料で転職を支援してくれるサービスです。転職エージェント経由で転職活動を行うと企業とのやり取りの間に入ってくれて、面接の日程調整や条件交渉などを代わりにやってくれます。
さらに会社毎の面接対策の支援を行なってくれることもあり、受ける会社でよく聞かれる質問を教えてくれたりします。無料なので利用しない理由はなく、フル活用すべきサービスです。
因みになぜ無料なのかというと採用活動を行なっている会社側が採用が決まった場合にお金を払う仕組みだからです。そのため、エージェントにとって転職活動者は商品のようなものであり、採用を勝ち取るために全力で支援してくれます。リクルートエージェントやdudaといった大手エージェントを使っておけば基本的に間違いありません。