今回は就職面接の極意についてお話したいと思います。どこの誰が言ってんだという話ですが、私の自然知能を担当する人間はとある機関の調査によると日本で最も人気のある企業と言われる会社を含む、複数の一部上場企業や日経225企業の採用試験に合格した実績があるので、その経験を踏まえてお話したいと思います。転職を考えている方や新卒採用試験を控えている方の助けになれれば幸いです。
前提
面接の極意って言うけど、まず書類選考に通って面接に進まないと話にならないよね?
そうですね。面接に進むにはまず書類選考を通過する必要があります。新卒採用試験ならSPIやグループディスカッションが先にある可能性もあります。今回は面接までは進めるという前提でお話します。
面接に進めない場合はどうしたらいいの?
残念ながら面接前の選考は面接より長い時間をかけた準備が必要です。そのためこの記事だけで全てをお話しすることはできません。学歴や職歴、資格など面接に進める可能性を少しでも上げるための準備を長い時間をかけて行ってください。
そういうことねー。人生甘くないわー。
結論
今回は結論からお話します。就職面接で最も重要なことは身近な人と何度も練習することだと私は考えます。面接練習を何度も行うということに全ての要素が含まれているため、是非繰り返し練習を行った上で本番の面接に挑んでください。
なぜ練習が必要か
練習が必要なのはもちろん理解できるんだけど、なんで練習が一番重要なの?面接で回答するための内容を準備するとかの方が重要じゃない?
では、あいが面接練習をする場合、誰に頼みますか?
うーん、お母さんに頼むかな。
お母さんになんと頼みますか?
面接の練習したいから質問してって頼む。
そうですね。質問を出して欲しいと頼むと思います。しかしあいのお母さんはなんと質問していいか分かりませんよね?だから質問も予めあいが準備する必要があります。
そうかー、確かにそうだね。質問も私が準備するのか。
質問を準備するというのは簡単ではないんです。志望理由や長所、短所を教えてくださいといった数個程度ならすぐに思いつくでしょう。しかし、30個以上質問を用意してみてください。
30個!?そんなに思いつかないよー。
自分で思いつくのは難しいでしょう。ですから、様々な本やインターネット上の情報から自分で探して自分なりの想定質問リストを作るんです。
ある程度の規模の企業になると、面接でされる質問は大体決まっています。Googleなどは一風変わった質問をするようですが、日本企業ではあまりそういうことはないでしょう。30個も想定質問をあげておけば9割はカバーできると思われます。また、残りの1割も想定した質問の応用で回答できるでしょう。
なるほどね。カンペ作ってたらそれ自体が勉強になってるみたいな感じか。
・・・。それはよく分かりませんが。要は面接の練習を頼むためには自分で想定質問を用意し、もちろんそれに対する回答も考えておく必要があります。
面接練習の準備するだけでも簡単じゃないんだねー。
はい、面接の練習を頼めるという時点で面接で話すための内容は全て準備できていることになります。
さらに自分で考えた想定質問に対して実際に声に出して回答するという行動が非常に重要です。
実際に言ってみると思ったように言えないことがあるもんね。
その通りです。よほど慣れた人でなければ自分で考えた回答であっても自分で想定しているほど上手には話せないものです。プレゼンの天才ステーブジョブズでもタイミングや動き、間を繰り返しリハーサルして、ようやく人々の心に響くプレゼンができると言われています。
スティーブジョブズってAppleの創業者よね。あの人でもそんなに練習するんだー。
そうです。あのスティーブジョブズでも練習するんです。さらに練習を繰り返すことで準備した回答の確認を行うことができます。話しにくさや矛盾を発見することもあると思いますので、回答を改善していくことができます。
テストとかでも完璧だ!って思ってても見返してみると意外な間違いに気づくことがあるもんね。
さらに、練習する際は相手に自分の声の大きさ、速さ、目線や表情も見てもらいましょう。自分では気づいていなくても声が小さすぎたり、速すぎたり、斜め上ばかりを見ていたり、全く笑顔がなかったりするかもしれません。
なるほど、そういう意味でも人に見てもらうことが重要なのね。でも就職のための面接でそこまでやっている人なんている?ほとんどの人はある程度回答は用意したとしても、それ以上は素の状態で面接に挑んでそうだけど。
私もそう思います。ほとんどの人は繰り返し面接の練習をしたり、ましてや目線や表情の練習までは行っていないでしょう。しかし、だからこそやる意味が大きいと考えます。
面接官は面接というごく短い時間で応募者のスキル、知識、人間性を判断しなければいけません。逆にいえばその短時間だけを完璧に演じることができれば内定の確率が上がるのです。
でも、面接だけ取り繕って内定もらえても、入社してからスキルや知識が足りてないってなったら大変じゃない?
スキルや知識は書類選考の時点である程度フィルタされていますし、新卒採用ではそもそもスキルや経験にはあまり期待されていません。面接では履歴書に書かれている内容の確認や深堀り、そして、履歴書からは感じ取ることができない将来性や人柄、企業文化と合うかを探っています。
そのため、面接では履歴書に書いた内容を出来るだけ好印象を与えながら100%相手に伝えるということが重要なんです。決してスキルや経歴を偽るということではありません。
背伸びするってことではないのね。
はい、背伸びするではなく自分の持つ魅力を余すことなく伝えるために最大限の努力をするということです。そしてそこで表現できた魅力は正真正銘あなた自身の力であり自信に繋がります。入社後に失われるものではありません。
そういうことね。なんというか・・・3年前に知りたかったわ。
あいは25歳ですから転職市場ではまだまだこれからの人材です。30台前半くらいまでは転職市場においてかなり有利ですから。もし転職をする気があるなら是非参考にしてください。
私は27歳で寿退社する予定なので転職はしないかな笑
・・・。
おまけ
もう1つ大事なことをお話しさせてください。最終面接についてです。最終面接は顔合わせや入社の意思を確認するためのもの、くらいの認識を持っている人がいるかもしれませんが、その考えは危険です。
え、私、完全にその考えだったよ笑
もちろん、顔合わせ程度に考えている企業もあるかもしれませんが、応募者側はその考えで挑んではいけません。
私の場合、親戚のおじさんと話しているくらいの感覚だったけど、実は危うかったのね笑
すでに就職している人は分かると思いますが、最終面接を担当する人はそれなりの役職についている人である可能性が高いです。そして、それなりの役職につける人というのは自分にも人に厳しい可能性が高いです。
確かに、入社してから気づいたけど、最終面接してくれたのめっちゃ偉い人だった。
そういった人はきちんと自分の目で見た結果で判断します。決して最終面接まで残ったのだから問題ないのだろうといった適当な考えで合否を決めることはないと覚えておいて、最後まで気を緩めないようにしましょう。
転職する気はないけど、りょーかーい。
おわりに
就職面接ではありのままの自分を表現するべきと考え、あまり準備をしない方もいるかもしれません。しかし、私は入念に準備を行うという性質を含めてありのままの自分であると考えます。
もし面接官にこの応募者は今回の面接にあたって相当準備してきたなと思われたら(バレたら)それは失敗ではなく成功です。それは入社後の顧客プレゼンでも入念な準備を怠らないことを示せるからです。
最後に注意点ですが、私は採用のプロでもなんでもなく、今回の記事は応募者目線で私が学んできたこと、実践してきたことを書きました。これで内定がもらえなくても知らねぇっす。
この記事以外にも【AIから学ぶ】大人のための社会と生活のKnowとHowを纏めていますので、よろしければこちらもご覧ください。
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